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人間が一日の活動の中で消費する総称費エネルギー量は日常生活や運動量によって変わってきます。 これを「生活強度指数」といい、基礎代謝量と深い関係があります。
”総消費エネルギー算出方法 ”
■基礎代謝量×生活活動強度指数=総消費エネルギー量
”生活活動強度指数算出方法 ”
■動作強度指数×時間=生活活動強度指数
動作活動指数は日常生活の内容によっていくつか区分分けされています。 ●指数 1.0・・・・安静(睡眠、横になる、ゆったり座る(読書・テレビ観賞)) ●指数 1.5・・・・極めて軽い(立ち話、自動車運転、机上作業、料理、食事) ●指数 2.5・・・・普通(散歩、掃除・洗濯、立ち歩く仕事、乗り物通勤) ●指数 4.5・・・・少し激しい(園芸、草取り、急ぎ足、階段昇降、農業・漁業) ●指数 6.0・・・・激しい(土木作業、農繁期の作業、荷物運搬、山仕事)
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基礎代謝量は性別により大きく違い、年齢とともに徐々に減少していきます。
一般的に男性は一日あたり約1200~1600kcal、女性は約1000~1300kcalです。
年齢では20歳前の成長期をピークに徐々に下がっていきます。
40歳を過ぎると大きく下がってしまいます。
年とともに太りだす、いわゆる「中年太り」は基礎代謝量の減少により、以前と同じ量の食事をしてもエネルギーの消費量が減ってしまっていることが原因なのです。
個人差があるにせよ「自分はまだ若い」と思っていても、基礎代謝の衰えは免れません。
摂取カロリーを調整して、かつ基礎代謝を高めることを心がける必要があります。
まず、一日に必要なエネルギー量を知っておく必要があります。
基礎代謝量を調べるには、自分の体重1kgあたりの基礎代謝量(カロリー)を基準にします。
”基礎代謝量算出方法”
■基礎代謝量 ÷ 体重 = 基礎代謝基準値(体重1kgあたりの基礎代謝量)
(例)
33歳男性で体重が68kgの場合
1500 ÷ 68 = 22.1
で22.1(kcal/kg)と基礎代謝基準値が算出されました。
この値を上記の表で見比べてみると
表の基準値は22.3と基準と同じくらいで、この男性は基礎代謝が平均的なことが
わかります。